2017.06.12

大規模CMSの定番「TeamSite」 その優位性とは?

既存顧客や見込み客、取引先、投資家、メディアといった様々な対象に向けた情報発信の場として、今日では、あらゆる企業がWebサイトを活用しています。

一方で、サイト数やコンテンツ量の増加にともない、自社の発信する情報でのコンプライアンスの遵守や、ブランド一貫性の担保といった面に不安を覚えている企業も少なくありません。制作会社や広告代理店といった外部リソースを用いる機会が増えたことが、このような不安をより一層大きなものにしている感もあります。

そこで、多くの企業はCMSを導入することにより、サイトそのものや各コンテンツの管理を徹底しようと試みています。このような状況のなかで、特に大規模CMSとして世界各国の企業で採用されているのがTeamSiteです。

このコラムでは、TeamSiteにどのような優位性があるのかを中心に解説していきます。

 

TeamSiteとは?

OpenText TeamSite(以下:TeamSite)は、OpenTextの提供しているCMSContent Management System)です。特にグローバル企業の導入実績が豊富であり、今日では国内大手企業の多くも、多数のWebサイトの運用にともない、数万というコンテンツを管理するための大規模CMSとして導入しています。

 そんなTeamSiteは、次のような優位性があります。

TeamSiteの優位性

 

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(1)形式を選ばずにファイルを投入できる

一般的な動的CMSは、データベース型を採用しています。そのため、CMSを導入する場合には、ファイル形式の変換を含めて既存のコンテンツをCMSに合わせて調整する必要があります。このような事情から、CMSの導入やリプレイスに尻込みしている企業も多いのではないでしょうか?

また、ファイル形式を選ばないため、ほかのCMSからのリプレイス時にはディレクトリごとコピーする形で、現サイトを丸ごと移行させることも可能です。そのため、移行した新サイトを稼働させておきつつ、必要に応じてテンプレート対応していくといったスムーズな移行を実現できます。

 

(2)同時に大量のファイルを配信したとしてもファイルの欠如や不整合が発生しない

TeamSiteは、Webサーバ側にエージェントアプリ(OpenDeploy Receiver)を配置できます。そのため、CMSサーバ(TeamSite)からWebサーバへHTMLなどのコンテンツを確実に配信することが可能です。

大規模サイトであれば、複数のWebサーバへ同時にコンテンツを配信する必要がありますが、TeamSiteではエージェントアプリが配信を制御するため、同時に大量のファイルを配信したとしてもファイルの欠如や不整合が発生することはありません。毎日数十件の更新を配信しているサイトや厳密な時限設定配信が求められるサイトにはうってつけの機能です。

 

(3)外部リソースによる制作物を一元管理できる

Webサイトの運用が当たり前となった今日では、コンテンツ量が乗数的に増加しています。そんななか、制作会社や広告代理店といった外部リソースにWebサイト制作を依頼することも一般化しました。場合によっては、同一企業であっても商材やキャンペーンごとに、異なる広告代理店に制作を依頼することも少なくありません。

そうすることで、コンテンツ量の肥大化にともない管理が煩雑となり、CMSで管理しているコンテンツと直接公開をしているコンテンツが混在してしまっているという状況が生まれやすくなりました。当然、CMSの管理下にないコンテンツが多くなることは、さらなる管理の煩雑化と不徹底を招くため避けるべきです。

そんな時、ファイル形式を選ばないTeamSiteであれば、まさにひとつの箱として外部リソースの制作したコンテンツをそのまま投入して一元的に管理することができます。

 

(4)承認ワークフローを柔軟に構築できる

CMSによっては、承認ワークフロー機能をカスタマイズできない可能性もあります。しかし、TeamSiteであればそのような心配はありません。

お客様の業務フローに合わせて承認ワークフローを構築することが可能です。組織構造や各担当者の役割と権限を整理したうえで、複数段階承認、分岐承認、代理承認、差し戻しなどの必要な機能を組み合わせてワークフローを構築できます。

また、承認履歴を残すことができるため、レギュレーションやコンテンツオーナーのクリエイティブチェックに適ったものだけを公開できます。そのため、コンプライアンスの遵守やブランド一貫性の担保も徹底できます。


(5)用途に合ったモジュールを追加して利便性を向上できる

デフォルトの状態で自社のニーズに適った機能を網羅的に搭載したCMSと出会うことのできる可能性は、高くありません。そのため、通常は追加機能を開発する必要が生じます。TeamSiteは、アプリケーション開発の言語として普及しているPerlベースのCMSです。また、APIが公開されているため用途に合わせてモジュールを追加することで機能を拡張することができます。

そして、導入実績豊富なコニカミノルタなら利便性向上につながる様々なモジュールをご提供することが可能です。

 

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コニカミノルタによるTeamSiteの導入支援


2003年のコニカとミノルタの統合を契機として、自社でグローバルでのWebガバナンスを策定し、大規模CMSを構築することを目指しました。そして、この取り組みで採用したのがTeamSiteです。

以降、約15年に渡り金融企業様・電機メーカー様などをはじめとして約20社のお客様にCMSを導入してきた実績があります。その過程で、コニカミノルタやほかの導入企業様のニーズに応えて、次のような様々なモジュールを開発してきました。

コニカミノルタがこれまでに独自開発したモジュール

 

      • コピー機能
      • 前述の通り、TeamSiteはXMLファイルベースのCMSとなっており、テンプレートであるXMLファイルとHTMLでひとつのコンテンツを形作っています。
        この構成に対して、TeamSite標準のコピー機能を利用した場合、XMLファイルが対象とならずにHTMLだけがコピーされてしまうという欠点がありました。そこで、コニカミノルタではXMLファイルとHTMLをセットでコピーできるモジュールを開発しました。

    • インポート機能
        コニカミノルタなら、インポート機能に定められたナビゲーションをはじめとする部品の自動組み込みやウイルスチェックの実行、禁則用語の有無をチェックといった幅広いモジュールを追加できます。これらを追加することで、異なるフォーマットを自動的に均一化できます。

    • 権限管理機能
        外部リソースにログイン権限を与えることのできるモジュールを追加することも可能です。このモジュールによって、社外からTeamSiteのワークエリアへコンテンツを直接納品できるようになります。
これら以外にも、コニカミノルタではこれまでに様々なモジュールを開発してきました。そして、TeamSiteの利便性を高めるこのようなモジュールを集めた基本パックも用意しています。
もちろん、ご要望に応じて新たなモジュールを開発することも可能です。大規模CMSの導入をご検討の方は、ぜひTeamSiteの導入をコニカミノルタまでご相談ください。
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